リアルタイムキネマティックGPS

搬送波の位相を利用して正確な位置測定を行う「干渉測位」の中でも、特に作業効率の面から今後大きく需要が伸びると予想されているのが、RTK-GPS(リアルタイムキネマティックGPS)です。

やり方としては、まず5つ以上の人工衛星からの電波を受信し、それにより波長の整数倍不確定さに伴う誤差を解決(初期化)します。

次に、電波の位相を測定する一方、全国に約1200ある電子基準点からのデータを無線などで受信して比較し、それによってほぼリアルタイムで現在の自分の位置を知ります。

事後的に計算するのに比べると精度は落ちますが、それでも数cm程度の誤差で位置を求めることができます。

何といってもその場で処理が完了するということが大きなメリットです。

ただし、測位地点と基準局との間の距離は、10km程度以下でなければなりません。

この制限をクリアしてくれるのが、次項で述べる仮想基準点です。

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