GPSと携帯電話

カーナビゲーションよりは導入が遅くなりましたが、やはりGPSのアプリケーションで有望なのが携帯電話への組み込みです。

2001年12月にauで始まったこのサービスは、その後ほかのキャリアにも広がり、さまざまな可能性を見せています。

携帯電話自体きわめて小型の機器ですから、それによる制約は当然あります。

しかし一方で、とにかく通信機能がついているわけですから、電子基準点などとの交信も簡単にできますし、またそれなりにパワーや空間を消費する計算作業についても、いわばアウトソーシングできます。

端末はデータ受信やセンターとの交信、利用者への表示などに徹して、実際の計算はセンター側で行うという方式です(gpsOne方式)。

一般のGPS端末と同じように自分の位置を端末上に表示できるのは当然ですが、通信機能によりその位置を交換したり、非常通報時に正確な地点を自動的に送れたりするメリットがあります。

たとえば三井住友海上火災保険とNTTドコモは2006年12月12日、自動車保険に付帯されるサービスとして、携帯電話のGPS機能を活用した位置情報確認サービスを開始すると発表しました。

NTTドコモのGPS機能付端末を用いて、あらかじめ位置情報通知設定を行うことにより、何らかのトラブル時に音声電話をかけるだけで、自動的にその場所がサービス提供側に伝えられるというものです。

三井住友海上火災保険の「おクルマQQ隊」および「MOSTファーストクラスQQ隊」で提供されます。

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