GPSによる土地の測量

図16の干渉測位の項で、搬送波の位相を測定してそれを事後的に処理することでかなり正確な位置情報が得られると述べました。

この方法は、まさに測量のために使われています。

まず現在日本に約千箇所ある電子基準点ですが、DGPSや干渉測位を正確に行うためにも、こられの位置は極めて正確にわかっていなければなりません。

そのために図16で述べたスタティック測位を行い、ミリメートル単位で位置を確定させています。

そしてその情報はDGPSや干渉測位のためだけでなく、地殻変動の測定、地震や火山の活動予測などのためにも、公開・利用されています。

また電子基準点の情報を元に、キネマティック測位やリアルタイム・キネマティック測位(RTK-GPS)により、センチメートル単位で土木工事などのための測量を行います。

従来の測量では、比較する2点間で視通(お互い見渡せること)が必要だったのですが、GPSを使えばそういった条件も不要になります。

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